Android Dev Phone 1 でMMSを使えるようにするまでの道のり

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フィリピンにいた頃、ひょんなことからAndroid Dev Phone 1 を手に入れていた。それ以来、日本に帰ったら脱ガラパゴスしようと思っていたのだが、そう簡単なことではない。ADP1のような端末ではモバイルwebが見れなかったり、そのままではMMSが遅れなかったりする。その他にも、キャリアが独自に提供するサービスが使えなかったり、メールアドレスが変わってしまったり、多くの壁が存在する。
もともと見ないモバイルwebはともかく、MMS が使えないのは困る!というわけで、MMS を Android Dev Phone 1 で使えるようにしよう。

1. 前提

デリケートな端末を扱う事になるので、下記くらいのスキルは要求される。

  • adbをインストール済みで、ある程度使い方が分かる。
  • linuxのコマンドについて少しだけ知っている。
  • パケ死の可能性があることを頭に入れて、慎重に通信ができる。

そして、私の環境(7/February/2009)は以下の通り。

OS Snow Leopard 10.6.2
Android Android OS 1.6
端末 Android Dev Phone 1
携帯キャリア ソフトバンク(銀SIM)

Lunixならほとんど同じような行程でいけると思うが、Windowsに関しては分からない。が、ADPやGDD Phoneを持っているような人にとっては釈迦に説教でしょう。

2. MMSアプリの置き換え

MMSのアプリにはユーザーエージェントが書き込まれている。ソフトバンクの MMS proxy server はユーザーエージェントがおかしかったら、具体的にはソフトバンクから発売されている端末以外からのリクエストだったらはじくような設定になっている。これを通ってしまうように書き換える。

adb remount
adb shell find /system /data -name \*android\*mms.apk\* -o -name Mms.apk -delete
adb uninstall com.android.mms
adb install Mms.apk

これで新しい Mms.apk のインストールは完了。次はネットワークの設定をする。

3.APNの設定

ソフトバンクには3つのAPNがある。これを正しく選択しないとパケ死の可能性有り。要注意。[settings]-[wireless controls]-[Mobile networks]-[Access Point Names]でMENUを押して New APN を選択すると追加できる。一番上の Name は好きなものを入力してOK。

左のパケ死APNはパケ死確実の設定。情報の墓場に送られるべきだ。これからの人の為にパスワードはここでは書かない。他のサイトで見つけたら華麗にスルーしてほしい。
中央はiPhone黒SIM用のAPN。黒SIMでしかパケットは定額にならないようだ。銀SIMの人はこれにするとパケ死する。
右は銀SIM用のAPN(たぶん)。実は銀SIMでもパケット定額になるかどうか分からない(私は試していない)。実験する際は細心の注意を払ってほしい。

パケ死APN iPhone用黒SIM 銀SIM
APN softbank smile.world open.softbank.ne.jp
username ai@softbank dna1trop opensoftbank
password ダメ、絶対 so2t3k3m2a ebMNuX1FIHg9d3DA

ちなみに出所はこちらから。>>Carrier APN Settings
世界中のAPNが載っているので、外国に行く際にも参考にしてほしい。

4.残りのAPNの設定

APN編集画面には、まだ入力されていない項目があることに気付く。入力していないところに以下の設定を追加する。ここに無い部分は空でもOK.

MMSC http://mms/
MMS Proxy smilemms.softbank.ne.jp
MMS Port 8080
MCC 440
MNC 20

これで全ての手順が完了。手元の端末で試してみてほしい。

5.トラブルシューティング

find コマンドがないと言われた。

Android はいくつかのコマンドが使えないので、busybox をインストールします。これでfindだけでなく,他の便利なコマンドも使えるようになります。Jun Sun’s Notes on Android Development Phone 1 (ADP1)にインストール方法が載っているので、ここに参考にインストールしてからやってみて下さい。

APNを設定していたら設定が消えた。

設定のどこかにミスがあると消去されるみたいですが、詳しい原因は不明です。面倒ですが、最初から入力して下さい。

パケット定額になっているかどうか気になる。

ソフトバンクのお客様センターに電話するとその日の内に確認がとれます。不安なら電話してみるといいでしょう。


3 Responses to “Android Dev Phone 1 でMMSを使えるようにするまでの道のり”

  1. ppx — 05/23/2010 @ 22:34

    simフリー端末のAPNの設定方法を検索していまして、偶然に訪れたppxと申します。
    APNの設定方法を読んでいましたら、coron島の話題が出てきたので驚きました。
    私も去年coron島を訪れたものでして…。あの島を訪れる日本人も珍しいと思いますので…。

  2. admin — 05/23/2010 @ 23:08

    おぉ、まさかこんなにレアな共通点を持っている人がいるとは!
    ちなみに、先月から銀 SIM で Android を使っていますが、無事パケ死せずに済んでおります。
    そんなに更新頻度は高くないのですが、読んで頂けると光栄です!

  3. ppx — 05/27/2010 @ 22:43

    コロン島に行かれる人はかなりの猛者だと思いますよ。
    俺も温泉入りました。Philippineで温泉に入るとは夢にも思いませんでした。
    銀シム運用ですか。私はwillcomからの難民ですので、まだ契約していないんですよね。
    sim freeのサムスンのgalaxy sを輸入して銀シムで運用しようと考えています。
    ちなみにsim単体での契約は受け付けて貰えました?それとも他の端末の銀シムを利用しました?

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